【DTM・宅録】部屋紹介 機材や録音環境について
こんにちはニキシーです。
これからDTMや宅録を始めようとする人や、レイアウトが決まらないって人などに参考になれば幸いです。
目次
部屋全体のレイアウト
机右側にベースを置き、すぐにベースが手に取れるようにしています。
足元にはエフェクター、机の上にはPC・オーディオインターフェース・モニタースピーカーなどが置いてあります。
機材について詳しく見ていきます↓
機材について
①:ベース
楽器は手に取りやすいように右側に配置しています。
一番右に置いてあるSonicのベースをメインで使用しています。
②:エフェクター
足元にはエフェクターが置いてあります。
レコーディングの時は殆ど使用していませんが、たまにエフェクターを通して遊んでいます。
③:PC・モニター
テーブルの中央にはパソコンと外部モニターを置いています。
写真ではモニターの電源が入っていませんが、DTMの時など画面を広く使いたいときに外部モニターを使用しています。
DTMソフトには「SONAR Professional」 を使用。
使いやすく、付属の音源も多いことからプラグインを買い足さなくても十分使い込むことができます。
現在SONARは生産終了しているので、これから買う場合は注意が必要です。
④:オーディオインターフェース・ヘッドホン
オーディオインターフェースは楽器の音を録音しパソコンに取り込むのに必要なものです。現在2種類使っています。
右側の赤いものは「Focusrite Scarlett 6i6」
オーディオインターフェースの種類によって録音時の音が変わってくるので使い分けています。
と言っても今では殆ど「Roland Super UA」を使っています。録音時の音もかなり高音質で録れるし、何といってもモニター音がものすごくいいです。今まで聞こえていなかった音まではっきりと聞き取れます。
フォーカスライトのほうは少しハイファイ過ぎるというか、高音域が出過ぎているように感じますね。
ヘッドホンには「ソニー MDR-CD900ST」「オーディオテクニカ ATH-AD900X」の2種類を使用。
ソニーの900STは超有名ですね。プロの音楽スタジオで実際に使われているものです。モニターヘッドホンという名の通り、音をモニターすることに特化したものです。いろんな楽器の音なのが混在するような音源でも、それぞれの音を忠実に聴くことができます。
オーディオテクニカのほうは開放型で長時間使用していても疲れにくいのが特徴。モニターヘッドホンではないので音の輪郭はややぼやけますが、自然で心地よい音が聴けます。
DTM・宅録をするときはまず、ソニーの900STで行い、ある程度できたらスピーカーやオーディオテクニカのヘッドホンで聴き比べるようにしています。
audio-technica エアーダイナミックシリーズ オープン型ヘッドホン ATH-AD900X
- 出版社/メーカー: Audio Technica(オーディオテクニカ)
- 発売日: 2012/11/16
- メディア: エレクトロニクス
⑤:モニタースピーカー
「TASCAM VL-S3」を使用しています。コンパクトで小音量でもクリアなモニターサウンドがでるのが特徴です。この小音量でもというのが大切で、スピーカーってある程度音量を上げて鳴らしてあげないとちゃんと音が出力されないものが多いのですよ。その点、このスピーカーは小音量でもしっかりと音が聞き取れます。
賃貸暮らしの方や、夜に音を出したいって人にとてもいいと思います。
スピーカースタンドには「キクタニ モニタースピーカースタンド」を使用
スピーカーは適切な高さ・角度で使用しなければ本来の性能が発揮されません。高さは、ツイーターが耳の高さ。角度はスピーカーと自分が三角形になるようにセッティングするのが基本です。
スピーカースタンドは高さを合わせるだけでなく、スピーカーの性能を引き出すためにも重要な役割を果たします。テーブルに直にスピーカーを置いた場合、スピーカーの振動がテーブルにも伝わってしまいスピーカーをしっかり鳴らせなくなります。スタンドがある場合テーブルに振動が伝わりにくくなり、スピーカーをしっかり鳴らすことができます。
⑥:プリアンプ・DI
テーブルの下に手で触りやすいところにプリアンプ・DIを置いています。
普段はベースからDIに直接接続することが多いですが、たまにプリアンプも通しています。プリアンプは音の調節等で触りやすいところに置きたいのでこの位置に置いています。
プリアンプには「ALBIT A1BP PRO」「EBS Micro Bass 2」を使用。
ALBITは真空管が入っていてウォームな音。それでいて輪郭がはっきりしている感じ。
EBSはどのツマミも効きがよく、かなり多彩な音が出せます。私はスラップをするときなんかによく使います。
DIは「Radial J48」を使用。
非常にクリアで楽器の音をそのまま出力してくれます。
右上の赤いのは「ZOOM B2.1u マルチエフェクター」
昔はマルチエフェクターとして使用していましたが、現在はリズムマシンとして活躍しています。
Radial ラジアル アクティブDIボックス J48 【国内正規輸入品】
- メディア: エレクトロニクス
⑦:電源
電源には「TASCAM AV-P250」を使用。
AV-P Series | 製品トップ | TASCAM (日本)
「電源なんで普通の電源タップでいいじゃん!」と思うかもしれませんが、
音というものは電気の力で録音し再生しています。つまり電源が変われば音が変わります。
このTASCAMの電源、正しくは「パワーディストリビューター/コンディショナー」は電気をクリーンにしてくれます。
電気というものはノイズが乗りやすく、常に同じ電流電圧で流れているものではありません。そうした電気をクリーンなものに変えてくれるものがパワーディストリビューター/コンディショナーと呼ばれるものです。
実際私がこの電源に変えてからノイズがかなり減りました。インターフェース・スピーカー・エフェクターなど音響関係の電源はすべてこのTASCAM AV-P250から供給されるようにしています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
少しでも部屋作りの参考になれば幸いです。
私は「良い音はいい環境から」と考えています。人それぞれいい環境というものは違うと思いますが、DTMがしやすい部屋・宅録がしやすい部屋を意識してレイアウトしていけば自ずといい環境になっていくと思います。
ではでは。